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子安さんについて 甘く囁く…はずのない日記
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PERSONA - trinity soul - 第13話「朱に染まる雪原」

摂理に反してペルソナを使役し続けてきた諒に、限界が迫りつつあった。
洵の授業参観の日、出席を約束する諒になぜか戸惑いを覚える慎。
その頃、新たなペルソナ潜在者リストを得たマレビトたちが、
九條稀也の意思のもと再び綾凪市にリバース事件の惨禍をもたらそうとしていた。
不穏な何かに脅かされながらも許されていた日常が、今、終わりを告げる――。




「おはよう」
多分…何時もと変わらない朝。

洵の授業参観日 でも来てくれる保護者は…
「何時だ?」
思ってもみない兄の一言。

ずっと傍にいたのに分からない。
映子、伊藤達はGPSを使い諒の素行調査に出る。

何時も通りの勤務…
何時もと変わらない空間 署長室。
そこへ息抜きに と副署長。
県警へ向かう署長を送る何気ない言葉。
整頓された署長室に一礼し…
署内の何時のも風景を見渡しながら警察署を後にする諒
前方から向かってくる伊藤達へ…敬礼しながら…
その後姿に何かを感じる伊藤

授業参観が始まる時間
しかし諒から慎へ出向くよう電話が入る
そこは霊園 両親と結祈の墓場。
自分を呼び出す時間があるなら何故授業参観に行ってやらないのか

「一つくらい やり残しておこうと思ってな…」
「行こう… 次の機会には …必ず」

あんなに洵を喜ばせておいて…
以前の優しい兄とは変わってしまったと…
慎のペルソナが覚醒したのはこちらへ来てからなのか と
確認する諒の表情は苦痛に満ちる

「洵に…人の想いを悟れてしまう苦しみを与えたのは…俺だ」

この地に戻ってこなければペルソナが目覚めなかったかもしれない…
この事件に巻き込まれることもなかったのに…
何故帰ってきた…
頑なに慎や洵を遠ざけてきた諒…
そして映子が仕掛けたGPSを慎に手渡し

「洵を頼むぞ 慎」

それだけ告げると その場を去っていく諒
慎はもう始まっている洵の授業参観へと急ぐ。

探知機を追う伊藤達は、諒ではなく慎を追っていることに気付く
諒に見通されていたと映子に連絡が入る。
もう署長会議は終わっている
諒の向かう場所に心当たりはないのか… 伊藤に聞かれる映子は…

山道を走る諒の車
それを追うかのように急く映子に舞う白い羽

吹雪に包まれる十字峡を望む雪原に諒
そこへ現れる九條
対峙する2人

もう一度私を殺すか…

「終わらせる為にきました 罪を重ね続けても…」
「永遠に 彼女に購うことは出来ない!」

互いのペルソナ同士の戦いが始まる
近くまで来ていた映子はそれを察知し諒の名を呼ぶ
間も無く九條のペルソナにより貫かれ深手を負う諒

「慎と…洵は……渡さない…」
「彼女は…彷徨っている…深く静かに…あるべき者の一部となって…歪みに耐えている…」

その時諒のペルソナが九條を貫き、諒は戒めから解放され、九條の姿は消える
しかし諒のペルソナは負傷した主の影響か暴走し始め攻撃を止めない
諒は瞳を閉じ雪に顔を埋めたまま動かない…
その耳に微かに届く映子の声
諒 とはっきり届く声にその瞳が開かれる
割れたレンズ越しに映子の姿を見る

「…来るな…」

しかしその声は届かない
諒を呼び続けながらなおも向かってくる映子…
同刻何かを察した洵が突然泣き崩れる…
もう一人の自分であるペルソナにより 一筋の光線で貫かれた映子の姿
声も無く 諒の目の前で倒れる 映子…
朱に染まる雪…
深手を負い重くなっているはずの体で 
直ぐ傍で倒れている映子の肢体へ体を運ぶ諒
ただ
ただ…
諒の叫喚だけが雪山に響く………………






感想書くに、ストーリー追う時はちゃんと冷静に見よう
と頑張った
頑張ったよ自分
初見はもう只管泣きじゃくってたのでこれじゃ感想とか書けたもんじゃないわ
と思って。
まず授業参観に行くと約束する時点でもうダメ…
悟ってるようにしか思えない
そして何時もの風景であろう何気ない描写
これもダメ… この当たり前がこの普通が泣けてくる
ここで副署長出すもんな…
で、署長室に一礼とか
あと伊藤達に敬礼するシーン
なんだろこれ…
もしかしたら雪原シーンに匹敵…いやある意味それ以上かもしれない…
この諒の敬礼シーンは…
相当鳥肌たった…
純粋に絵的にも凄くカッコいいんだけどあのスローな演出と
その後の後姿…
これは伊藤のように何か悟るでしょ…
私の中でかなりの名シーンになったと思われる。
次の見所の墓前シーン。
やはり行かないのか… 最初から行く気無かったんだろうな…
生きて帰る
という目的を、やり残しを残すために。
この慎との会話シーンも泣けるんだって…
慎の「前はそんなんじゃ…」
っていう言葉が… 
昔のままなんだよ 優しい諒兄ちゃんのままなんだよ! って。
最悪このまま諒がA潜在のリスト者に被害を与えていると
疑念を抱いたままなんて事は…絶対あって欲しくない…
このままずっと慎に疑われたままなんて… そんなの悲し過ぎる
こっちへ来てから覚醒したと聞いた時の諒の切ない表情が痛い…
あんなに思っても無い事言いながら苦しみながら遠ざけてきたのに…
またこのシーンの諒兄さんの声が優し過ぎるから困る…
洵を頼むぞ って言われた時、
いやその前から何故諒の言動から何か察する事が出来なかったんだ慎…
今の兄は昔とは変わってしまった
慎がそう思っていることが何より辛過ぎる…
車内での何時もの電話対談
当初のプラン…少数制のチーム…
諒が制御剤を飲み続ける必要が無くなった…
と…言うことは…?
稀人に対抗するチーム…でいいのかな…
をペルソナ覚醒した慎達で作る…ってことで…
諒がこの歳になっても今までその役を負ってきた…という事なのか…?
なんだかまだ間接的な表現でいまいち…。
一番分からないのは九條稀也だけど。
全ての人間を隷従しようとする影なる存在 
全ての人の心の力を少しずつ、確実に奪い続けている
それが今ペルソナの著しい減少という形で現れている
九條は未来を放棄した人利用…?それが稀人…?
九條の言う言葉に「詭弁です」ときっぱり言い放つ諒。
「彼女の為に」の彼女とは…
そういえば九條の部屋にある写真たてに写る少女…
赤い女の子…
九條=小松原は10年前娘を探してこの地に来た と前に言ってたけど
こいつの娘が赤い女の子で「彼女」もまたこの赤い女の子…なのかな。
だとすると諒は知っているのか… その子の「存在」を。
慎の様に時々見る不思議な子じゃなくてはっきり誰だと知っている…
ってことか…?
確か1話の時に諒が海に向かって「そこにいるのか」って言ってたけど
それもやっぱりこの女の子に向かって言ってる言葉だったんだろう…。
もう一度殺す ってことは5年前小松原を殺したのは諒……?
「彼女に贖うことは出来ない」
って その少女に何をしたんだ… まだまだ謎…
とか思ってる間に…!
あんな貫通見せられたらもう…もう…
誰か!誰かディアラマを!なんで回復魔法使えないんだよ!
ペルソナーー!!
しかも諒が意識失った所為なのかなんなのか暴走して止まらないし…
そこに諒がいると気付いた映子が…
って何故諒がここにいると分かったの…?
十字峡を望む雪原 なんて思いつくのか普通…
なんで行っちゃったんだよ…
なんで来たんだよ…
まさか朱に染まる雪原が映子姉さんだったなんて…
なんで来た…
いやしょうがない…
諒を愛してるなら仕方が無いのか…
でも辛過ぎるにも程がある
自分の分身の暴走に巻き込んでしまったなんて どうしたらいいんだよ
なんでこんなに諒兄さん苦しまなきゃいけないんだよ
結局諒は映子をどう思っていたのか…
でもあの絶叫…咆哮…嗚咽…叫喚…?
なんだろうあの叫びは…
もう色んなものが混じってて…
あんな傷を負ってるにも拘らず
あんな声が出るくらいの人だったってことだよね…
単純に「泣き叫んだ」なんてものじゃない
あんな声初めて聞いた
本当に凄いよ…
ストーリーとか諒の事思うとそれだけで涙止まらないんだけど
同時に本っっ当に凄い演技をするな… と改めて脱帽してる自分。
叫び声なんて他にもいくらでも出せると思う
叫ぶ演技なんてよく聞くもの
だけどあの叫びは全く違った…
実際あんな局面に立ったら綺麗に叫び声なんて出ないんだろうな…
っていうような
声に出して叫ぶまでの息遣いも耳に直に伝わって…
なんでこんなに辛いんだよーーーーーーー!!!!!
何処まで諒兄さんを苦しめれば気が済むんだ…
もう……
いいじゃないか…

だから…
授業参観に参加出来た諒兄さんを 気が付いたら描いていた。
現実逃避…したのかもしれない
そして願ったのかもしれない
振り向いたら手を振る諒兄ちゃん…

拍手[0回]

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» 授業参観の・・・
Date : 2008.04.01 [Tue]
涼ママ Edit
諒様だったのですね。だから、照れてるんですね。はにかみながら手を・・・。

この先、どう転んでも辛いですよね。諒様視点で見ている自分も。

テラのEX-DiscⅡのインタビューで、キースの「自分の好きなようにやる」が半ば裏返っちゃったけど、あれは嫌いじゃない。という子安さんのコメントを思い出しました。(諒様の)あの叫びは・・・心が、堪らない・・・です。

文面がいつにも増して変ですが、ごめんなさい。
» 余計切ない…かも
Date : 2008.04.04 [Fri]
琉璃 Edit
そうなんですよ~。かなり分かり辛いと思いますがあれ諒兄さんなんです。13話でもし授業参観に行けていたら…というある種妄想というかいつかこういう絵が見れると良いな…という希望もこめて…というか現実逃避?(苦笑)
Web拍手もありがとうございました。ただしっかり色付けしなかっただけで、儚い感じで描いたつもりは毛頭なかったはずなのに…。確かに儚いですよね…。ほんわかした感じで描いたはずなのに余計哀しいかもしれない…。

子安さんのそこの言葉好きですね。あのキースのセリフは録り直さないでくれてよかった。諒兄さんは…3回やったみたいですが(苦笑)でもあの叫び…寧ろ叫びと言うのかも分からないですが、あれは確実に記憶に残りますね…。
» もちろん♪
Date : 2008.04.04 [Fri]
涼ママ Edit
すぐ、諒様って分かってました。曖昧な(拍手の)コメントですみませんでした。まだ、諒様生存(?)情報も知らなかった時だったので。
私も、見たいなぁ・・・洵や慎との、優しいシーン。アニメ誌買ってないので、次回見るまではドキドキです。

演技を超えた何か・・・を感じられる事、そういうシーンを与えられる役を演じてもらえる事、キースも諒様も、子安さんにとっても、自分にとっても特別なんだなぁと、あらためて思いました。
» 早く幸せに…
Date : 2008.04.07 [Mon]
琉璃 Edit
あっ よかったです。いえいえあれじゃわからないかな…と思っていたので。
3人が幸せそうに微笑んでるシーンが見れるときが来たらいいですね。でも逆に今そんなシーン見たら泣くかも…。あの昔の写真は泣けます…。
そうですよね。ガンスリンガーの特番でも、自分にしっくり来る役を演じられることが幸せ…と仰っていましたが、無心になって演じることの出来るキャラに巡りあえた時は本当に幸せなんでしょうね。だからこっちにも伝わってくるんだろうな…
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