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子安さんについて 甘く囁く…はずのない日記
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RED GARDEN #22『光』

全ての出来事が集結するとき、人々は何を選ぶのか。
そして少女たちは、リーズと、学園の向こうに何を見出すのか・・・。




「化け物め…」
私は彼方を許さない 嘘の言葉 嘘の笑顔…

「アンナはまだこれからだっ 美しい未来が待ってるんだ
お前たちのような終わってしまった化け物達とは違うんだよ!」
化け物はあんたの抱いてる子だろっ

「ね…アンナ… 可哀相な子達だ」

既に言葉も無く苦しそうにやっと息をするだけのアンナを抱え
学園へ急ぐ。途中向かってくるアニムスを倒しながら。

「あんな化け物の言葉は聞かないよ……… チリドック…?
そうだね 食べに行こうね   …っ?!」

背後に気配。
追ってきたケイトが告げる。自分もリーズも、彼方に想いを寄せていたと。
化け物は彼方だ…
「へぇ…そうかい  殺してやるよ…もう一度」
私はもう死なない!!!
「何度でも殺してやる!!」
何度でも生き返ってやる!!

「お前は薄汚い唯の紛い物だろうが!  …僕は君を殺すんじゃないね。
ただ壊すだけだ  物を壊すだけだ」
「死ぬんじゃない 壊れるだけなんだよ」
他の3人の攻撃をも避け、ケイトを締上げる。
その時、背後から鈍い音。
もう…終わりよっ! ルーラの声。
「低俗な魂は…ふてぶてしいなっ!!」
化け物がぁぁ!!
2人は互いを貫く。限界まで…
「僕もアンナも…堕ちる事は無いっ…」
ボロボロの体のまま、再びアンナを抱き学園内へ向かう。

エルヴェを追う少女達の前にリーズが現れる。
リーズはケイト達を覚えていた。

―ケイト…私ね、彼氏が出来そうなの…とっても優しい人なのよ…?―

多量の流血を残しながら校舎内を這う。
「もう少しだ…アンナ……」

そこへ追いつく5人。
「アンナ…待っててね…アンナ?」
暴れだすアンナ。もう自我は無かった…。
「大丈夫…大丈夫だから…っっ」
発症したドロルは自我も無くただ襲い掛かる。
兄でさえも……。
「平気だからっ…アンナ…っ…アンナ…っ」
もう声は届かない。ただ噛み付いてくるだけ。
誰よりも愛する妹… そんな妹を… 見ていられなかった
妹の名前を繰り返しながら 抱いている腕に力を込める
きつく、きつく、きつく抱きしめ…
「っ…っ……ごめん……アンナ………」
涙で顔をボロボロにしながら 更に力を込める…
「あ゛ぁっぁぁぁぁぁっぁーーーー!!!!」
…自我の無かったアンナの瞳に色が戻り…
お兄様… 
そう言い残すと力無く倒れる…
そんなアンナを見届け 後を追うように…
アンナを抱くように…寄り添うように…
2人はその場に絶える…


少女達はエルヴェの持っていた呪いの書を
アニムスの呪いの書へと合わせる…
永遠を生きることを選ぶ。
5人揃って…

― …私ね、彼氏が出来そうなの…とっても優しい人なのよ…?
遊園地でね 一人でぼんやりしてたら その人が声をかけてきたの
あんな気持ちになったの初めて もう…凄く楽しくて…
あったばかりなのにね 一緒に観覧車に乗ったの 何度も、何度も…
2人で回ったのよ…? ………何度も……何度も……… ―

幸せそうに思い出を語るリーズは
1人、灰になって……
島一面を赤い花で埋め尽くす……




もう…言葉が…見つからない… 
凄い じゃ陳腐過ぎるほど。 でも凄い としか言えない…。
クレアにガキ呼ばわりされてたけど、確かに子供みたいな言い回し。
「しゃべるなっつってんだよっ!」
「そぉーーだよっ!」
「気色悪い」
とか。
予告で 誰だエルヴェ殴ったの!って思ったらレイチェルだった。
殴られた後の
「…っいってぇなぁ…こんのやろう…っ…」
が…が…!! こ、…こえぇぇえーーー!! 恐いよ恐いよ!凄いよ!
で、ケイトが背後にやってきた時の
「っ!?」ってとこ。「え?」でも「はっ!」でもない。ここ。凄いんです。
毎度の事、アンナに語りかけるトーンと、ふと戻ってトーンが低くなるこの差…。
ケイトを締上げてる時のあの笑い… …でたっ…この含み笑い…
その後のルーラとの一騎打ち。
リアル…リアルすぎる…
あんなにぐっさりやられたのに、その後アンナ抱いてぶっ飛んでるし…
そんな飛んじゃうの!?ってくらい…。

そして…
最期のシーン。
目の前で最愛の妹が発症して…声も届かなくて…
ただただ自分に噛み付いて襲ってくるだけになってしまって…
何としても…自分の命を懸けても助けたい妹を
自分のこの手で逝かせてやるしかもう他に手が無くて…
何度も何度もアンナの名前を繰り返しながら…
泣きながら…叫びながら…謝りながら…
それでも救いは、最後の最期にアンナに自我が戻って兄を呼んだ事…
そんあアンナを看取って、自分も追う様に…
一瞬、エルヴェの顔が安らかに見えたのは…気の所為じゃ無いと思う。
あんなに…こんなに頑張って…それでも…助けられない…
そうどこかで分かってしまったんだろうな…。
だからなんとしても生かしたい妹を殺して…。2人で一緒に…。
あの2人が寄り添うようにね。エルヴェがアンナを包むようにね…
あぁ…だ、駄目だ…視界が歪む…
もうボロボロ…
大丈夫。きっと2人ずっと一緒だよ…。だから。

そしてリーズは一体何の為に…
ここで出てきたから絡んでくるかと思ったけど、何も絡まなかった…。
でもドロル側になってしまったリーズは灰になってしまうんだけど、
その時に語る思い出がまた…
そんなに…… 特別な人だったんだね。楽しかったんだ…。
最期の最期にエルヴェとの出会いを語って…。
なのに…。

あぁ…!!
足りないっ!足りないよ!
まだ絡めたはず…なのに…。

最終回なのに作画が… ルーラとか綺麗に描いてあげようよ…
エルヴェも所所… あ、でも
「殺してやるよ…もう一度」
のところの片目隠れるとこカッコよかった… し、痺れる…

エルヴェ…
本当…痛いよ… 痛すぎる…
これ書く為に繰り返し見なければいけないことがどれだけ辛かったか。
途中あまりにも涙出て来て画面見れなくて…
悲しい。
もっと他の道は………   無いのかな…?
こういう形にしか…
でもアンナと2人で逝けたのが救いだったのかも知れない…。
…はぁ…………悲しい。

でもその代わり 役者子安武人を存分に堪能出来た。それは本当。私だけではないはず。
圧倒的な演技に脱帽 って方沢山いるようですし。
エルヴェが子安さんでよかった。
子安さんが主人公。
寧ろ子安さんの為のアニメ。
と言わせるほど。 本っっ当…凄いよ…。
悲しいけど…エルヴェはやっぱり子安キャラだった…。


OVA出るみたいだけど
エルヴェはもちろんでないにしても だ。
ルイーズとエドガーという新キャラが出てくるそう。
ルイーズはリーズとして…
美少年エドガー…は…?
だ、だめですか? 美青年だったらいいけど…美少年は…駄目ですかね…?
いいじゃん。子安さんにしよう。
そうしよう。決定。
…8月か…。早く見たいけど…。出ないなら………
悩みどころだ…。

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