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子安さんについて 甘く囁く…はずのない日記
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PERSONA -trinity soul- エピソードドラマ 13.5話『明日へ紡ぐ声』

かなり今更ですが(苦笑)
第6巻の特典CDですね。
話の内容は、ちょうど1期から2期へと移行する、
13話、雪原に向かう諒兄さんの車内から14話にかけての話し。
まんま13.5話ですね(笑)
確かにあの衝撃の13話ラストから一気に14話で時間が経ってて
…え!?
って感じだったので、この間を埋める話しがこうして聞けてよかったです。
やはり一番気になるのは…諒兄さんの消息…。



『すまん』
諒が電話越しで謝る。
相手はもちろん真田。

『真田…必ず……また連絡する』
電話が切れる。
“必ず連絡する”
と言ったのは、霊園で慎に言った事と同じような…
わざとやり残したことをつくるのと同様に
この言葉も“絶対に帰ってくる” と自分に言い聞かせてるような…

やはり、あの雪原シーンのあと、諒兄さんはどうしたのか、
形跡は表現されていない…。
署長の諒が失踪し、そこには映子の死体…。
殺人の第一容疑者とされている諒。
マスコミが神郷家に集まる中、慎達は戌井のいる寮に匿われていた。

真田が富山へ、そして戌井と共に十字峡の現場へとやってくる。
あの日…事件当日の積雪はかなりものだった。
しかし、雪に埋もれているはずであろう映子の死体は、
まるで棺で眠っているように、仰向けで手を組み、雪の上に横たわっていたという…。
あの後、諒の身体も瀕死状態… 
いや…既に肉体は死していたかもしれないその身体で、
最後に愛する人の躯を綺麗な状態にして姿を消した……。
そう…だったのか…
あんなボロボロの身体で…。

ペルソナ特殊部隊創設計画が立ち上げられるが、
危機を感じた研究員達は計画を中止。
なんとしても続けるべきだ と激しく抵抗する諒。
そこへ現れた小松原に話しがあると姿を消し…
そして戻ってきた時には、諒の顔から全ての表情が消えていた。
その数日後…
小松原が事故死―――。

富山県警にやってきた真田に、諒から預かっているものがある
と副署長から
『11924』
とだけ書かれたメモを渡される。
1月19日の慎の誕生日。
2月4日の洵と結祈の誕生日。

慎はずっと諒を待つ。
何度も何度も…
それでも一生懸命明るく振舞う。
洵は…やはりあの日…見えていたのかな…

神郷家へやってくる真田。
『兄の想い』…
BGMのタイトルが分かるだけでもこんなに切ないなんて…。
弟たちの誕生日は玄関、そしてPCのパスワード。
その中で1つ、違うパスワードで守られた音声ファイル。
真田へ充てたものならパスワードは…
「ぎゅ う ど ん ら ー め ん」
…笑っていいですか?(笑)
まさかこの流れで笑いどころがあるとは…。

『真田 わざわざ家まで足を運んでもらって すまない』
諒の音声。
『これから話すのは 俺の弟達の事だ』
慎と洵のペルソナについて。
2人の、特に慎の持つペルソナの力は絶大。
しかし、強力な力を持つべき者に相応しい心の強さを
今の慎は持ち合わせていないかもしれない…

『その力が慎に苦しみを与えぬよう… 導いてやって欲しい…』

弟達の身を案ずる言葉を残し、音声は途切れる。
言葉を託された真田。
諒の望むことなら何でもやってやる。
しかし、それは…
慎達を守ることは諒がやるべきことではなかったのか…と。
そうだよ諒兄さん。
こんなにも慎達を想って案じて…
慎達の側にいて、諒兄さんがその手で守っていくべきなんだよ…。
それが諒の本当の望みじゃないのか…。

波音がする。
泣き声が響く。
悲しいの?…それとも怒っているの…?
「あの日…お前の言った言葉の意味が今ようやくわかった気がする」
くじらが呼んでいる。
くじらの元へ行こう…。
「あぁ…」




そりゃ泣くさ。
こっちも泣くさ。
悲しいから
辛いから
苦しいから泣くんだよ…。
もうぼろくそに泣きますよ…
映子の死体とか、
最後に残した言葉が、慎達を案ずる言葉で…。
『慎に苦しみを与えぬよう… 導いてやって欲しい…』
と聞いた瞬間
違うよ それは違うよ諒兄さん!
と。
それは真田に託す事じゃない。
諒兄さんが自らやることなんだよ! …って。
きっと本人も叶うならそうしたかったんでしょうね…。
今まで守れなかった分、これからずっと側にいて、
自分の全てを掛けても守っていきたいって。
そう…思ってるはず…。
波際で泣いているシーンは、どういう意味の涙なんだろう…。
大き過ぎて計り知れない…。
そして「お前の言った言葉」がなんだったか思い出せなくてもどかしい…。
あの両親のペルソナ引き剥がす浜辺のシーン…かな…?
人前では絶対涙を見せない諒兄さんの泣く声が
耳について離れない…。
色んな解釈があると思うけど、
私的にタイトルの『明日へ紡ぐ声』
は諒兄さんの最後の身を案じる言葉かな…と思った。

そういえばもうすぐでドラマCDか。
こっちはどの辺りなのかな…?
まさかの
「ぎゅうどんらーめん」
はたまたクマ署長、映画館みたいな、癒し効果のあるような
話も入れてくれると、気持ち的に助かるけどな…。


だって諒兄さんが
「ぎゅう どん らー めん……… よし 真田と言ったらこれだな」
とパスワード設定してるところ想像したら…
かなり癒されたでしょ?(笑)

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