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子安さんについて 甘く囁く…はずのない日記
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PERSONA -trinity soul- 第26話「浮上する未来」

愛する家族の運命をペルソナによって翻弄され、
また自らのペルソナで最愛の女性の命までも奪ってしまった諒は、
人の精神をペルソナから解放することを望む。
慎は、そんな兄の姿を垣間見て胸を痛め、すべての悲劇と混沌を終わらせるため、
様々な想いを剣に変え携えたペルソナを発現させる――。




まだ一人っ子だった諒
両親もあまり家には帰ってこない
映子と、そして可愛がっていた飼い犬は
そんな幼い諒には大切な存在だったに違いない
飼い犬が亡くなり 一人、森で泣く諒
その時 もう一人の自分 ペルソナが覚醒する


こうして見ると映子って本当に大切な存在だったんだろうな…
だって諒にとって家族より一番側にいた人だよね
そしてまだ慎が生まれる前は一人っ子で寂しかっただろうし
そんな時に可愛がっていた犬もまた諒にとって大切な家族で
名前…ジュンじゃなかったっけ… どこかで呼んでたような…
この時のショックでペルソナ覚醒
【カイン】…人類で最初に殺人を起こし、その相手が嫉妬の対象となった弟だった
そんな謂れのある名を持つペルソナが何故諒のペルソナなのか…。
幼い頃の諒って洵に似ててつかみどころの無いようなどこか大人びてるような
そんなイメージだったけど、森で一人で泣いてる姿見たらやっぱり普通の子供だったんだなぁって
色々内に秘めちゃってたのかな…って…
そして一気に流れ出たのが諒のペルソナだったのかな…




自分たちが根絶を目指したのは“ペルソナの亜種”だと主張する真田
ペルソナの存在自体…全てのペルソナの摂理を絶つ と諒
諒―――自分たちの背負うペルソナも露にしてはならなかった
真田―――ペルソナとは想い 奇跡を起こすこともある
「終わらせる…今度こそ……本当に…」


共に手を組んで来た2人の相違。
ペルソナの亜種のみの根絶を願う真田。
全てのペルソナの根絶を望む諒。
言ってる事は確信をもって言ってように聞こえるし、
心からそう願っていると思うんだけど
その声にはどこか…迷いがあるような…
自分に言い聞かせるような… そんな感じに聞こえた。
前回のこのシーンでこれは誰?と思ったけど
この諒は本当に諒だったのか



アヤネはクジラに解けて眠りたいだけだった
狭間の存在が解けるには“依り代”が必要
ペルソナなんていらない
だから洵と結祈を引き離した
諒もペルソナを嫌う
なのにまた洵と結祈を引き寄せた
ペルソナがなければ…
“絵本の最後”とは違う、慎が夢見たあの幸せな暖かい家庭があった…


ペルソナなんて要らない ただくじらに解けて眠りたいだけと思うアヤネと、
ペルソナの解放を望む諒。
意思は違えど、同じ方向に向いた2人。



どうして洵と結祈を連れて行ったのか
一緒に帰ろう と諒に訴える慎
「洵と結祈は俺と行く」
「慎 お前は残れ」
慎の想いとは裏腹に諒は淡々と言い放つ。
そんな兄に今まで見守っててくれたことを感謝する
でももう…止めてくれ…


表情は無いし、声も同じく淡々としてるんだけど…
でもやっぱりどこか辛そうな…
2人を連れて行くことに対してなのか
慎を一人にしてしまうことに対してなのか
どちらもなのか…
兎に角諒の立場も、
やっと兄に逢えたのにまた離れなければならないのか
と思う慎の立場もどちらも切ない…



アヤネと九條の意思を持つ創られたアヤネは終に一つになり
クジラを呼び覚ます
クジラとアヤネが触れればまた10年前の悲劇が起きる
それを阻止しようと慎はクジラへ向かう
しかし慎の前には諒が立ちふさがる
慎のペルソナはその罪から両親が生んだ、
人からペルソナを解放する剣を持つ


慎のペルソナな両親が生み出したものだったのか…
でもその剣でペルソナの解放だが出来るなら
慎のペルソナで諒の望むペルソナの解放をするわけにはいかないの…?



アヤネを生み出したのも
慎の意識の底に両親の贖罪の念を刻み付けたのも
本当は洵も結祈も助けることが出来た…なのに実験台として使ったのも
「貴方がいなければっ!!」
そして九條を亡き者とした諒


全ての元凶…
やはり2人とも助けることは不可能ではなかった…
そして記憶を消すという催眠だけでなく
両親の贖罪の意思を慎に刻み込んだのも…
こいつがいなければ…!
本当消えてもいい存在だけど
諒兄さんが人を殺めた事には変わりないんだよね



諒はくじらを鎮めようとしている
諒にとって洵と結祈は一番重い十字架
だから2人、そして諒と共に眠ろうと クジラに眠ろうと決めた
諒の望みではあるが、それは洵と結祈 2人の意思でもあった
みんな ありがとう
という2人の言葉に諒の顔は切なく曇る


確かに2人は諒にとって重すぎる十字架かもしれない…
でもあれは…あぁするしかないないよ
そういわれたとしてもやっぱり十字架は十字架なんだろうな…。
ペルソナを鎮めることが出来る洵と結祈を犠牲にする事で、
ペルソナの解放 という諒の望みは叶う…
だから2人を連れて行く…
そんな諒の過去も想いも洵と結祈は知ってるから
だからこそ犠牲になると分かっていて自分達の意思でクジラへ…
でも最後の2人の言葉にやはり兄として心を痛めていたに違いない
諒の表情が一気に歪む…
この表情が切なくて
そりゃそうだよ 2人を犠牲にするなんてしたくないに決まってるよ…
なんか久しぶりに本当の諒の顔を見たような…


クジラへ向かう2人
辛い表情で顔を落とす諒
2人を止めに行く慎
しかし慎に立ちはだかるはずの諒は止めに入らない
必死で2人を取り戻そうとアヤネに、クジラに切り掛かる慎
しかしペルソナを制御され攻撃が出来ない
もう間に合わない 2人がアヤネと共に行ってしまう…
その時 放たれた閃光
諒のペルソナが援護射撃を放つ
2人で総攻撃を仕掛け洵は慎の元へ戻る…
クジラは鎮み諒のペルソナは羽と化す
全てが終わった

「帰ろう 諒兄ちゃん」

慎の腕に静かに眠る諒―


やっぱり出来なかった
2人を犠牲にするなんて…
もしかしたら止めて欲しかったのかもしれない…
止めて欲しくて焚き付けたのかもしれない…
洵と結祈がクジラへ行けば全て丸く収まる
でもやっぱり最後の最後に兄弟を想う心がそう出来なかった
慎を援護した時の、強い意志の通った諒の顔が
今までの曇った顔とは全く違った。
結局クジラは消滅…はしなかったのかな…
アヤネのペルソナは切り離したと思うけど
どちらにせよくじらは鎮められ…
それと同時に諒のペルソナは消え…
そして眼鏡を外した諒兄さんの口は…
何て発したと思います…?
「そうだな」とか「ただいま」とか…
慎の成長に対しての言葉とかなんにでも取れるような…
そして眼鏡を外す意味。
そして最後 慎の腕に眠る諒の姿…
これも人それぞれ捕らえ方が違ってくるところ
多分答えは人それぞれで、あってないようなものだと思う
私は…
もちろん諒兄さんを死なせたたくない
生きている
と思いたい
それでもやっぱり肉体的にはあの時に絶えていたんだろうな…と
そしてペルソナと精神だけがアヤネのように存在した
ペルソナの解放という望みの為に。
あの眼鏡に 長男と言うペルソナ 
という意味が込められてると考えるなら、
眼鏡を外した=長男というペルソナを剥いだ
って事かなって
ある意味解放されたというか…
そして最後、立派な慎の姿を見て
長男という位置を慎に託したのかな……って。
そうするとやっぱり肉体的には亡くなってるから
精神はクジラへ戻ったのかな…とか。
ペルソナから解放されたのならそれは諒の望みだったわけだから
これでよかったのかな とも思えなくも無いけど…
それでもやっぱり最後3人でまた新しい生活を始める絵が見たかった…。
でももし死んでしまったのなら
肉体はちゃんとこちらにあるしあの霊園で
家族の元で眠らせるシーンがあってもおかしくないと思う
あれだけ結構霊園のシーンって出てきてるし、
3人の神郷家の名前のところに足されたカットがあっても…
でもなかった。
諒の生死を明確に現して無くて、見てる側に委ねてるってところが
なんとももどかしいけど これがいいのかな…。
エピローグでカエルの置物に合鍵戻さないところ見ちゃうとやっぱり…
とか思っちゃうけど。

生きてる

って思えるもんね。
皆はどう思うんだろう。
とか まるでこにゃすさんのような事書いてますが(笑)
やっぱりこの作品見て何を思ったのかって気になるんだろうね。
珍しくまだ書き込みに行ってない。
今ここで自分で整理してから書こうかなと思って。
でもまとめられない… 
こんなにも感じたこと思ったことが有りすぎで。
ここまで1話1話見入って一喜一憂して
感じて考えて記憶巡らせ頭回転させた作品って
そうそうなかったと思うからなぁ…
だから終わってしまって
あぁ…終わった…終わってしまった…
って感じ
放心状態というか気が抜けてしまったというか 
終わっちゃったんだ… って。
でもまた頭から見直すと新たな発見がある物語だから
また最初から見直そう。
また諒兄さんに逢いに行こう。
待ってろよ~諒兄さん~!!

そういえば最後 1人の少年だったカット絵に花びらが沢山貼ってあったのは
ハッピーエンドになったってことだよね
花びらが人として 1人じゃなくなったって。

そして最後の最後。
提供のイラスト bs11じゃ見れないけどなんとか見れた!
フッと微笑む諒兄さんの顔が…
これは不思議と切なくない
どれだけ暖かいシーンが流れても逆に切なくなってしまっていたのに
このカットは本当に微笑ましく感じた
イラストの所為なのか
自分の心境の変化なのか…

何時間掛かってんだこの感想(苦笑)

拍手[0回]

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» おつかれさま
Date : 2008.06.30 [Mon]
涼ママ Edit
おつかれさま
前話の時に書いた「気持ちが落ち着く」というのは、自分の気持ちのもやもやしたものを、文字で読めた安心感みたいなものだと思います。(それは、今回も同じです)
今回はマジにコメントすると琉璃様と同じ位の分量になってしまうので割愛しますが、私は「ありがとう」だって、感じました(汗)。そして、合鍵のシーンで半ばあきらめつつ、どこか期待してしまう自分も居て・・・。
一話から見直す・・・のも、前から決めてました。提供のイラストって、T○Kでも見れるのかしら。ちょっと、チャレンジ!
» ありがとう
Date : 2008.07.02 [Wed]
琉璃 Edit
確かにそれはありますよね。自分の中に感じたものを同じ感じ方をした人の言葉を聞くと安心するとうか。この作品は本当に見る人それぞれ1人1人違った解釈があるものだなと改めて思いました。
「ありがとう」もいいですね。感謝の気持ちもあったでしょうね。
誰かさんはスパッと「居ない」と拗ねてましたが(笑)居ますよね。何処かに。
私もtvkで見ようと思ったのですが待てなくて探しましたよ(笑)多分…見れる…と思いますけど どうなのかな…?線画なんですけど暖かい絵でしたよ。
» いなくなくもない?
Date : 2008.07.02 [Wed]
涼ママ Edit
結局、微妙な雰囲気ですが、自分的に「いたら・・・側に居ますよ」ってペルソラで言いきって貰えたのが、嬉しかったので、とりあえず脇に置いておこうかと。

それから、前コメ書いてから気づいたのですが、T○Kでなくてチ●テレビでトライするつもりでした。そして、無事に見れました。とっても、良かったです! 琉璃様のお陰です。いつも、お世話になってますが、今回はホントに嬉しかったです♪ あの、眼鏡(長男というペルソナ)を外そうとした、その笑顔~!! 幸せ♪
» やっぱり
Date : 2008.07.03 [Thu]
琉璃 Edit
やっぱり自分でも完全に「居なくなった」とは言えなかったというか思いたくなかったんでしょうね。

提供のイラストまでわざわざ確認しませんもんね。私も見逃した!と思ったけどそもそもBSでは見れなかったという(苦笑)
あの笑顔は本当にはにかんでて微笑ましいですよね。線画もいいけど何処かでちゃんとしたイラストとしてみたいですね。




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