» In Ｔｈｅ Dream…Ⅰ

今日(か昨日かわからないが)
夢を見ました…。

季節は今と同じ。今にも雪が降りそうな雲行き。
時は夜。息が真っ白ですんごく寒い…。

友達と２人で
「何でも願い事を叶えてくれる」場所があると聞き、そこへ向かう。
参道のような道をずっと歩く。
やけに人が多い…　たぶん目的地は一緒。
その人ごみの中に１人、後姿だったが、私はある人だと確信する。
「こ、子安さん!?」
その子安さんだと思われる後姿は、
ベージュのトレンチコートを羽織り(GluhenのＥＤのアヤみたい)
しかもトレンチコートなのにフードを被ってる。
その人は、人ごみの中でも私にはとても目立っていて。すごく背がすらっとしてて。
そして、私はやけに遅く歩く子安さんを抜かさないよう、ゆっくりと歩いた。
本当…重い足取り…。
とうとう目的地に到着。そう子安さんと思われるその人も、同じ場所へ来た。
(何か願い事があるのだろうか…？)
徐々に進んでいく列。
前に並ぶ子安さんは、すごく…暗い。近寄れない雰囲気。
何故か私はその時点で、子安さんと面識があって…(夢だからね)
勇気を振り絞り、子安さんらしき人に声をかける。
「あ、あの…　こ、子安さん…？」
振り向くその人。
髪は赤毛、そうあのアヤスタイル。やっぱり子安さんだ。
私を見てはたとするが、その表情は今にも崩れそう…。
「あの…どうしたんですか…？何かあったんですか…？」
「…」
うつむいたまま返事なし。
その間にも列は進む。が、子安さんは進まない。
「あ、あの…」
「俺……………癌なんだって……」

「……え？」

ちょ、ちょっと何それ！が、癌って…おいおい。嘘だろ…。
「う、嘘でしょ…？なんでまた…」
「こんな嘘わざわざつくか…？」
「でも…」
「…だからここに来た。なんでも願いごと聞いてくれるんだろ!?」
「…」
「聞いてくれるんだろ…？でなきゃ…どうすりゃいいんだ…俺は…」
「……」
さらに落ち込む子安さん。

「…んなことで落ち込んでどうすんだよ！」
「…え？」
「だって子安さんでしょ？落ち込んでる暇あったら手術でも何でもして来い！」
と何故か渇を入れる私。なんとも無礼な…
呆気にとられる子安さん。そりゃそうだ。きっと怒ってるだろう…。
「…ごめん…ありがとう…」
へ？今度はこっちが呆気にとられる。なんですって？
例を言ったよ。この人…。
その後、その列から抜け出し、帰ってゆく子安さん…。
本当に大丈夫だろうか……


と、こんな夢です。こんなにはっきり覚えてる夢はなかなか無い…
ってかすみません！勝手に癌にして！！しかしこれは夢なの夢！全部夢！
でもね…起きた瞬間、夢ってわかっているのになんかね…
辛かったな…

すみません…やたらに長くて…。