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子安さんについて 甘く囁く…はずのない日記
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地球へ… section09 「届かぬ思い」

検査から逃亡したシロエ。
肉体的にも精神的にもボロボロになっていたシロエを匿い看病するキース。
追われている と知っていながら。
シロエに問う。何故逆らうのか。命が惜しくないのか。
―僕は許せないんだ。正義面して僕の大切なものを奪った成人検査がね―
でも人形の彼方(キース)は知らない。成人検査を受けていない。人形だから。
大切な大好きな…記憶。消されたくない記憶。
彼方には無い。
そこへ保安隊が駆けつけ、シロエを連行。
―忘れるな! フロア001 自分の目で真実を確かめ…―
最後にキースに言葉を残しながら。
翌日、あんなにショックを受けていたサムを気遣い、言葉をかけるキースだったが
記憶が無い。昨日の訓練飛行の事…ジョミーの事を覚えていなかった。
不審に思ったキースは、他の生徒達に聞きまわる が昨日の記憶が無い。
そしてシロエの存在も記憶から消されていた。
その時、昨日と同じようにステーションをジョミーの思念波が襲う。
―思い出せ 幼い頃の記憶―
思念波により、キース以外の全ての人が幼児退行してしまう。
同時にシステムも制御不能状態に陥る。
キースは単身、状態修復を急ぐ。
無事事を収めたキースを、何時もの如く称するマザーイライザ。
しかしキースには疑念が積もるばかり。
「あれは…一体何ですか?」
「ミュウとは一体何者なのです?」
「何故サム達の記憶を消さなければならなかったのですか?」
「皆が見た幻は?何故僕だけ影響を受けなかったのです?」
「過去の記憶を持たないことと何か関係があるのですか!?」
しかし答えは得られない。
マザーはただ、それらしい言葉を並べ、混乱するキースを宥めるだけ。
「シロエが言っていました。僕は成人検査を受けていないと」
「貴女の造った人形だと」
「僕が人形とは…どういう意味ですか…」
「シロエは一体…何をしたのです 何を知ったと言うのですか」
教えて下さい…マザーイライザ…
だがやはりキースの投掛けには答えることはないマザー。変わりに
―セキレイシロエが逃亡しました―
―オイナサイ ハンギャクシャヲノガスワケニハイキマセン メイレイデス―
命令に背くわけにはいかない。キースは逃亡したシロエを追う。
シロエに呼びかけるが、精神崩壊し、譫妄状態のシロエにキースの声は届かない。

初めて逢った時から挑戦的だった
しかし相手にしなかった 無意味だと思った
だがやめなかった 無視しても 呆れるほどしつこく食下がってくる
そして 手を上げた あの時
何故自分がそうしたのか 今でも分らない
だがその時何かが生まれた
混乱… いや 熱く 苦しく 痛い …高揚
お前を思い出すと気持ちが乱れた 
初めて味わう感情
自分では分らなかった この感覚の正体が
何故マザーに逆らうのか 命は惜しくないのか
だが…違う…多分…本当は……

―ウチナサイ―
機械の声が聞こえる。銃口に手を掛ける。
「停船しろ…シロエっ…」
―みんなでいこう… 地球へ……―
キースの言葉も思いも届かず…
その時 宇宙に一筋の光りが広がる…

そして キースの頬には一筋の涙が零れる…






そして私の頬にも一筋の…いや二筋の…
どうしよ とりあえず 落ち着こう…
マザーに絶対服従的なキースが、
マザーに逆らう者と知っていて匿う上に看病してるキースって。
何故そんないい奴なのよ…。
服着せ替えたってところも突っこんでおくべきか?
何気に気になる壁一面の水槽…。いい部屋じゃないですか。
イラつく相手なのに、酷いことをされているのはやはり許せないよね。
結局シロエが伝えたフロア001には行ってないんですよね。
で、シロエが連れて行かれた時に、キースのベットに本が残ってたはずなんだけど、
ちゃんと連れて行かれるシロエと一緒に本が置いてあるんですよ。
はっ と気付いたキースが持って行ってくれたのか…
そして前日の記憶消去。何故キースだけ消されなかったのか…。
これもマザーの意思 という奴ですか。
…ってことはですよ ってことはつまり…
「元気でチュー か?」
も消されてるとっ!? なんつーことしてくれたよえぇ?!
打ち消される優しいキースの感情… っておいおい。
大丈夫。私の中にしかと焼き付いてる。
というか、さり気なく思い遣ることが出来るようになってるよね。
サムにだけかもしれないけど…。
スウェナの時には全く無かった感情だな…と。
でもってジョミーの思念波が通じないキース。
これってやっぱり過去がないから…?
今回のはそう思うけど前回の時は多少利いてたし…。
過去に関ることだったからか…?
にしても…笑ってはいけないと思うのだが… すまぬ ちょっと笑ってしまった…
だってあんな保安隊の格好した奴とかが…ブロロロローーンて
しかもキースさんっ
「どいてっ」って突き飛ばしてる…!素敵!(笑)
で銃借りる時は「借りますっ」礼儀正しい(笑)
それにしてもミュウの長… 多分分かり合えないと思うよ…(苦笑)
そしてそして マザー…
このやろう… と誰もが思ったはず…
あんなに自分の中に生まれた疑問を投掛けているのに、全くスルー。
最後には宥めてはい終わり。
教えて下さい… という言葉も虚しく
キースの疑念は全く持って解消されず。
でもこの混乱しているキースが愛おしい…。なんか可愛いんだもん。
で、スルーしていたかと思いきや口調が変わって…
ここの ギュ っと手を握って顔を上げるキースが印象的。
色んな疑問を抱えたまま 何が正しいのか間違っているのかも分らず…
でもマザーには逆らえない。
そしてシロエを追う艇で語るキースの胸の内。
ここは本当に告白のよう。
自分の中に生まれた底知れない得体の知れぬもの。
初めて感じた感覚。
それはシロエによって生み出されたキースの感情。
打ちたくないさ 当たり前じゃないか。
でも逆らえない マザーは絶対…。
助けてやりたかったね シロエ…。何故ここでジョミーが来ないのか…。
あんなに強い力発してるのに…。
そしてOP見てずっと待ってたこのシーン…。
そりゃある意味見たくはなかったけどさ…。またBGMが泣かせるんだ…。
あのキースの表情。
溢れる感情。
「シロエっ」
っていうその一言が… その子安さんの演技で一気にトドメ刺されました。
気が付けば私もキースと同じ状態に…。
シロエの思いも…キースの思いも… 悲しいほど届くことが無かった…
でもシロエはキースを人形から人間にしてくれた…。
この回こそED曲がしっくりピッタリくる回はないんじゃないか…
と思うほど物凄く合ってましたね。いい歌だとは思っていたけど
今回のでまた好きになった。

子安さんのこの回のコメントもシリアスで。
とても悲しいストーリーでした と。
まさに。

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